「どのような出会いもチャンス」

いきなりですが、「出会いに感謝」と書かれたハガキを受け取ったことがある方はいらっしゃいますか？
「営業マン」と呼ばれる（実際のところは女性もおられるのでパーソンが正しいのですが）方とお会いした後で、よくそのようなハガキを受け取りますように思います。
毛筆で書かれたメッセージとその方からのご挨拶が書かれていることが多いです。

さて、その方は私を「どのようなチャンス」だと捉えたのでしょうか？
もし「販売のチャンス」だと考えたのであれば、それはほとんど達成されることのないチャンスです。
何しろ、私の周りにはとても多くの信頼できる専門家が揃っていますので、彼らを差し置いて、初めて出会った方から何かを購入することはほとんどありません。
実際のところ、「出会いは販売のチャンス」と考えてしまうと、ほとんどの人がその人を避けるようになってしまうのではないでしょうか。
誰だって売り込みは好きではありませんよね。

それでもやはり「どのような出会いもチャンス」なのは確かです。
新たに出会った人に対して、常に相手を助ける姿勢で臨むのであれば、自然とチャンスになることでしょう。
相手のニーズを聴き、相手が真に求めているものを理解し、それを助けることができる信頼できる専門家を紹介する。
一度の出会いで満足することなく、お互いの共通点や興味、ゴールを教えあう機会を作り、自発的に、主体性を持ってその人の役に立つ。

そんな心構えで新たな人脈を得ようとするのであれば「出会いはチャンス」だと、胸を張って言うことができるでしょう。

次回もお楽しみに！